種子植物
種子植物 ムラサキ科
種子植物 ムラサキ科
ムラサキ
Lithospermum erythrorhizon Siebold et Zucc., Lithospermum officinale L. subsp. erythrorhizon (Siebold et Zucc.) Hand. -Mazz.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
---|---|
2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類(EN) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 乾燥した丘陵地の草原にはえる多年草で、産地や個体数がきわめて少ない。 |
---|---|
形態 | 茎は高さ40~70cmで直立し、粗い毛がある。葉は柄がなく、長さ3~7cm、粗い毛がある。花は6~7月、花冠は白色、長さ6mm内外の筒で先が5裂する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)64、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)196 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部、アムール。 ◎府内の分布記録区域 中丹地区(絶滅に近いが、現状不明)。 |
生存に対する脅威 | ゴルフ場開発、土地造成、遷移の進行。 |
必要な保全対策 | 確認されれば施設で系統保存を図る必要がある。 |
特記事項 | 近年に自生を確認した人はおらず、すでに絶滅している可能性もある。 |
執筆者 光田重幸、高木俊夫