種子植物
種子植物 ハイノキ科
種子植物 ハイノキ科
クロミノニシゴリ(ニシゴリ)
Symplocos paniculata (Thunb.) Miq.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 湿地や溜池の畔にはえる落葉低木で、産地や個体数がきわめて少ない。 |
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形態 | 落葉中低木。樹高2.5m~5.0m、多く分枝する。葉は短い柄があり、楕円形で長さ4~8cm、毛がある。5~6月若い側枝の先に円錐花序を付ける。花は白色で小さく、花冠は五つに深裂する。果実は黒く熟する。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ(平凡社)171、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)96 |
分布 | 本州(中部以西)。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、土地造成。 |
必要な保全対策 | 自然度の高い林を保護する。 |
特記事項 | 2002年版レッドデータブックで「クロミノサワフタギ」としたのは、本種の間違いであった。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸