種子植物
種子植物 キンポウゲ科
種子植物 キンポウゲ科
サンインシロカネソウ(ソコベニシロカネソウ)
Dichocarpum nipponicum (Franch.) W. T. Wang et P. K. Hsiao var. sarmentosum (Ohwi) Tamura et K. Kosuge, Dichocarpum ohwianum (Koidz.) Tamura et Lauener, Isopyrum ohwianum Koidz.
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 生育地、個体数ともにきわめて少ない。 |
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形態 | 茎は高さ0~15cm、花後地上走出枝を出す。花は淡黄色で、中芯部は暗赤色。袋果は水平に開出する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)81、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)221 |
分布 | 本州(福井県から島根県にかけての山地)。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域北東部。 |
生存に対する脅威 | 開発行為。 |
必要な保全対策 | 工事にあたっては、事前の調査を充分にする。 |
特記事項 | アズマシロカネソウとの大きな区別点は、花後走出枝を出すことにある。混同して発表されている市町村の目録が見受けられ、注意が必要である。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 山本義則、赤松富子