種子植物種子植物 キンポウゲ科
アズマシロカネソウ
Dichocarpum nipponicum (Franch.) W. T. Wang et P. K. Hsiao, Isopyrum nipponicum Franch.
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種B |
| 選定理由 | 府内では限られた場所だけにあり、個体数も少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 山奥の水がしみ出したような谷間にはえる多年草。地上茎は短く、密に広い鱗片で包まれる。葉は3小葉からなる。花は淡黄緑色で半開し、やや下向いて咲く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）81、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）222 |
| 分布 | 本州（秋田県から鳥取県までの主に日本海側）。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域（記録のみ）。 |
| 生存に対する脅威 | 林道の拡幅や新設、園芸用の採集。 |
| 必要な保全対策 | 工事にあたっては、事前調査を充分にする。 |
| 特記事項 | サンインシロカネソウと似るが、花後走出枝が出ない。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 山本義則、西沢信一
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