種子植物種子植物 ラン科
ノビネチドリ
Gymnadenia camtschatica (Cham.) Miyabe et Kudo
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 府内では絶滅したと思われていたが、2002年版レッドデータブック発行後に再発見された。 |
|---|---|
| 形態 | 冷温帯の林にはえる多年草、高さ30～60cm。花は淡紅色、5～6月に咲く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）201、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）15 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、サハリン（樺太）、カムチャツカ。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域（現状不明）。 |
| 生存に対する脅威 | 園芸採集、シカの食害。 |
| 必要な保全対策 | わずかな個体しかなく、無菌培養などによる人工繁殖が必要と思われる。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
| 特記事項 | 寒冷期に南下した冷温帯の遺存種であったと考えられる。 |
執筆者 山本義則、村田源
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