種子植物
種子植物 イネ科
種子植物 イネ科
オニノガリヤス
Calamagrostis gigas Takeda
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 村田源著『近畿地方植物誌』(2004年)の171頁に知井村(小泉1920.8.20)とあるのが府内唯一の記録であり、その後採集や確認の情報がない。 |
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形態 | 山地渓側にはえ高さ80~200cmに達する大型多年草。葉鞘上端に微毛密生。小穂は1小花からなり多数。苞穎1脈。護穎は苞穎より短く、5ときに3脈。基部には毛叢がある。最終氷期の遺存種と考えられる。事前調査のないまま開発され、絶滅したと考えられる。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)123、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)357、日本イネ科植物図譜(平凡社)338 |
分布 | 北海道、本州(兵庫県以北の日本海側)。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域(上記)。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 津軽俊介