種子植物
種子植物 オモダカ科
種子植物 オモダカ科
マルバオモダカ
Caldesia parnassiifolia (Bassi. ex L.) Parl.
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 南部地域2か所から記録があるが、現在は生育を確認できない。中丹地域や丹後地域でも見られたという情報があるが、これも現在では確認できない。 |
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形態 | 溜池や湖沼にはえる浮葉性から抽水性の多年草。卵心形(浮葉)から円心形(抽水葉)の葉をもつ。花茎は高さ30~100cm、三枝を輪生し、各枝はさらに数個の花柄を輪生する。花は両性、花弁は白。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)2、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)397、日本水草図鑑(文一総合出版)17 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、アジア、オーストラリア、マダガスカル。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域(情報のみ)、中丹地域(情報のみ)、京都市域、山城地域。旧巨椋池からは、干拓により消滅した。深泥池(京都市)からは、浮島の環境変化により消滅したと考えられる。 |
執筆者 角野康郎、光田重幸