種子植物
種子植物 キク科
種子植物 キク科
オナモミ
Xanthium strumarium L.
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅種 |
選定理由 | 与謝郡田原峠付近で採られた標本(荒木英一 July. 26. 1935.)以来公式な記録がない。 |
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形態 | 低地の道端にはえる一年草。茎は20~100cmで短毛がある。花は8~10月白色で風媒。同じ株の中で雄花序と雌花序がある。雌花序は総苞片が合着して壺形になって壺状体とよばれる。中に2箇の花があり、裏面にカギ状のとげがある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)160、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)No.89、原色日本帰化植物図鑑(保育社)89 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、アジア、ヨーロッパ。 ◎府内の分布記録区域、特記事項 全域。京都府内では、1960年頃までは河原や道端などの荒地に普通に見られたが、近年まったく姿を消し、アメリカ大陸から渡来した帰化植物のオオオナモミばかりになった(村田 1999)。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸