種子植物
種子植物 ハマウツボ科
種子植物 ハマウツボ科
キュウシュウコゴメグサ(チュウゴクコゴメグサ)
Euphrasia insignis Wettst. subsp. iinumae (Takeda) T. Yamaz. var. kiusiana (Y. Kimura) T. Yamaz., Euphrasia kiusiana Y. Kimura
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 長老岳(1930. 7. 27)と大江山(1929. 8. 4)で採集された標本が現存する。15年ほど前までは大江山連峰、千丈ヶ嶽頂上の笹原でササユリなどとともに生育しているのが見られたが、草刈りされなくなってそこでは消滅したようである。最近、草刈りが行なわれて草原が戻っているから、再発見される可能性はある。 |
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形態 | 葉は卵形で鋸歯は鋭く尖り、萼は短く、花冠の長さは萼の2.5~3倍である。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)120、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)131、f. 42; 9 |
分布 | 九州(北・中部)、本州(中国、近畿北部)の山地。 ◎府内の分布記録区域、特記事項 中丹地域、南丹地域。かつては府内の中部、北部地域山頂草地にも生育していたが、今はまったく見られない。 |
その他 | 日本固有亜種 |
執筆者 高木俊夫、赤松富子