種子植物種子植物 セリ科
ヌマゼリ（サワゼリ）
Sium suave Walter var. nipponicum (Maxim.) H. Hara, Sium suave Walter subsp. nipponicum (Maxim.) Sugim.
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類（VU） |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
| 選定理由 | 府内の中丹地域と南丹地域に記録があるが、現在は姿を消した。絶滅したものと思われる。 |
|---|---|
| 形態 | 湿地にはえる無毛の多年草。茎は中空で多くの枝を出す。葉は有柄で単羽状複葉をなすか、3出葉。小葉は細長く、鋸歯がある。花期は7～9月。同属のムカゴニンジンとちがって葉腋にムカゴをつくらない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）283、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）15 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部。 ◎特記事項、府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域。府内に記録された湿地にムカゴニンジンはまだ残っているが、ヌマゼリは見つからない。他府県でもヌマゼリの残っているところは少ない。 |
執筆者 田中徹
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