種子植物
種子植物 アマ科
種子植物 アマ科
マツバニンジン
Linum stelleroides Planch.
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類(CR) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅種 |
選定理由 | 1912年に亀岡半国山頂で採集されて以来情報がない(竹内 1962)。 |
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形態 | 日当りのよい草地にはえる一年草。葉は広線形で長さ1~3cm、毛はなく3脈がある。花期は8~9月。花は淡紫色。果実は球形。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)223、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)84 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、東シベリア。 ◎特記事項、府内の分布記録区域 南丹地域(上記)。かつて近畿では京都府のほか兵庫県と和歌山県に記録されているが、いずれも見られなくなり、近畿から姿を消した。大陸系の草地にはえる植物で、草原の遷移により樹木が茂って絶滅したと考えられる。 |
執筆者 田中徹、光田重幸