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種子植物 キンポウゲ科
ルイヨウショウマ
Actaea asiatica H. Hara
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | もともと府内には稀少で、2002年版レッドデータブックでは府内絶滅と考えられたが、2003年に綾部市で自生地が見つかった。 |
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形態 | 茎は高さ40~70cm、茎部には鱗片葉がある。茎葉は大きくて長い柄があり2~4個3出複葉、小葉は卵形、縁に欠刻様の粗い鋸歯がある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)61、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)205 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、ウスリー。温帯林にはえる。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、京都市域(絶滅)。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、遷移。 |
必要な保全対策 | 種子を採集して系統を保存すべき植物の一つである。 |
改訂の理由 | 「府内絶滅」と考えられていたが、2002年版レッドデータブック刊行後に自生個体が再確認された。 |
執筆者 光田重幸