は虫類
トカゲ目 トカゲ科
トカゲ目 トカゲ科
ニホントカゲ ※トカゲ(ニホントカゲ)からの和名変更、学名変更
Plestiodon japonicus (Peters, 1864)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | かつては、普通に見られたが、環境変化により近年減少している。 |
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形態 | 全長200mm程度。幼体は尾が青く、背面に縞があるが、成体では褐色。近縁種ヒガシニホントカゲとの形態的識別は難しい。 |
分布 | 琵琶湖以西の本州、四国、九州。本州東部にはヒガシニホントカゲが分布。 ◎府内の分布区域 丹後~山城地域。 |
生態的特性 | 人家周辺でも見られ、4~5月に繁殖し、メスは6卵を産んだ後ふ化まで世話する。 |
現状・脅威 | 開発により低地、特に人家周辺では餌動物が減少、隠れ家となる石垣が消失している。 |
必要な保全対策 | 生息場所の緑地と隠れ場所となる石組みなど、生息環境を保持する必要がある。 |
その他 | 日本固有種 |
文献 疋田(1996、2002)、Okamoto and Hikida(2012)
執筆者 疋田努、松井正文