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カエル目 アオガエル科
シュレーゲルアオガエル
Rhacophorus schlegelii (Gunther, 1858)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |

選定理由 | かつては普通に見られたが、環境変化により近年著しく減少している。 |
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形態 | オス34mm、メス46mm程度。指端に吸盤をもち、背面の基色は黄緑色で、目の前後に暗色斑紋をもたない。虹彩は黄金色。 |
分布 | 本州、四国、九州に分布。 ◎府内の分布区域 丹後~山城地域。 ◎近似種との区別 本州各地でモリアオガエルと混生。 |
生態的特性 | 3~5月に水田の畦や湿地の地面にクリーム色の泡状卵塊を産む。非繁殖期には水辺周辺の草地や森林で生活する。 |
現状・脅威・保全 | 水田や湿地の減少、交通事故死で激減しているが、その程度はトノサマガエルなどより低いようである。水環境と水辺の周囲を保全する必要がある。 |
その他 | 日本固有種 |
文献 前田、松井(1999)
執筆者 松井正文