本文へスキップします。
ここから本文です。
第3回鴨川流域懇談会
開催概要
日時
- 平成17年9月10日(土曜日)午後3時から5時30分まで
場所
出席者
- 委員 6名
座長 中川博次(京都大学名誉教授、立命館大学教授)
委員 金田章裕(京都大学副学長)
杉江貞昭(鴨川を美しくする会事務局長)
田中真澄(岩屋山志明院住職)
西村明美(柊家株式会社取締役)
吉沢健吉(京都新聞社編集局次長)
欠席 嘉田由紀子(京都精華大学教授)
中村弘子(漆工芸家)
新川達郎(同志社大学教授)
村田純一(京都商工会議所会頭)
森谷尅久(武庫川女子大学教授)
- 府・市行政関係者 30名
土木建築部長、京都市建設局長 ほか関係課担当者
- 一般参加者 約20名
内容
- 基調講演 「まちづくりと川」 金田章裕
- 事務局説明 「鴨川の魅力とその課題について」河川計画室長
- 議事 「誰もが親しめる鴨川」をテーマに、鴨川がより一層多くの人々から親しまれる川となるための取り組みについての意見交換
結果
- 鴨川は、清澄さ、親水性という点から世界にも類を見ない河川であり、その魅力を未来にも引き継ぐべきであり、例えば、歴史文化に関する資料等を集積、学習していくような拠点の整備や市民活動の交流、連携などの取り組みにより、鴨川を京都の誇りとして、地域社会全体が共有していくことが大切である。
- 自由に快適で安全に利用できる川づくりが必要で、例えば、散策路のネットワーク化やバリアフリー化、統一の案内標識の設置など利便性や安全性に配慮した整備を進める必要がある。
- 第4回は「安心・安全の鴨川」をテーマに、治水対策等について議論予定
主な意見
委員からの主な意見
- 景観法や文化財保護法(改正)をもとに、景観の保全に積極的に取り組むべきである。
- 鴨川は、子供たちへの環境教育の場としての大切な役割がある。
- 鴨川は、人、文化、景色が一体となり、京都のまちに自然ととけ込んでいる。
- 鴨川は風の通り道で温度を下げる効果があり、鴨川を活かしたまちづくりを進めれば、ヒートアイランド対策にも繋がるのではないか。
- 「親水性」と「治水」「河川美化」とを両立させることは難しい。親水性を高めれば高めるほど、利用者は、安全性が当たり前のものと思っている。親水性のためハードばかりの施策だけでなく、啓発等のソフト部分も大切である。
- 利用に関しては、スロープの整備などバリアフリー化が大切である。
- 府と市で協力しあい、円滑な対応を。
一般参加者からの意見
- 鴨川を元に戻す際は、その回復水準(目標)を決め、取り組むべきである。
- 川の源の水を汚すことのないように。
議事録
参考資料
鴨川流域懇談会(戻る)