ヤナギモク |
学名 | Sargassum ringgoldianum supsp. coreanum (J. Agardh) Yoshida |
分類 | 褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属 |
分布 | 外海に面した波あたりの強い場所の水深1〜6mに生育しています。京都府では丹後半島の北側、舞鶴市の外海側でよく見られます。浅いところにも分布しているので、陸上からでも見ることができます。 伊根町野室地先は波あたりが強く大型直立海藻がほとんど生育していませんでしたが、ヤナギモクだけが大岩の頂部にパッチ状に残っていました(2005年4月の観察結果)。 |
生態・利用 | ヤナギモクの特徴は、頑丈そうな茎や葉などの形態ではないでしょうか?ホンダワラ類は気胞という浮き袋で藻体を直立させますが、ヤナギモクはその丈夫な茎で、陸上の木のように立ち上がっているように見えます。 京都府のホンダワラ類では成熟期が春から初夏のものが多いのですが、ヤナギモクは秋に成熟します。 |
ヤナギモク全景 (2005年4月14日撮影) |
主枝・葉(左)と茎・付着器(右) |
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