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ミヤベモク |
学名 | Sargassum miyabei Yendo |
分類 | 褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属 |
分布 | 内湾の潮間帯から潮下帯のごく浅いところに生えています。京都府では舞鶴湾、宮津湾、阿蘇海、久美浜湾などで見られます。特に、阿蘇海では、生育するホンダワラ類のほとんどがミヤベモクでした。 本種はホンダワラ科のなかで最も北に分布する種で、京都府は南限にあたります。 |
生態 | 図鑑には多年生海藻とされていますが、舞鶴湾では一年生のものと多年生のものがあるようです。ミヤベモクは生長がはやく、何も生えていなかった潮間帯に秋になるとミヤベモクの幼体が突然現れて驚いたことがありました。 ミヤベモクの藻体が短いときは、同所に生育するウミトラノオと形態がよく似ていますが、ミヤベモクのほうが葉の幅が広いので区別できます。また、ミヤベモクの付着器が大きくなると縁辺部に繊維状の突起ができるので(写真右)、本種と同定することができます。 |
成熟期のミヤベモク:全長約1.5m (2006年5月27日 舞鶴湾長浜) |
写真左の付着器の拡大図 (付着器縁辺部の突起を←で示す) |
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