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2-3 京都の海の水温変動
今回のテーマでもある京都の海の水温変動について見てみましょう。図3の4枚のグラフは、1970年〜2002年における京都の海の表面から100m深までの水温の平年差を暖色系と寒色系の色で示したものです。平年差が暖色系の色の場合は平年水温より高く、寒色系の色の場合は低いことを表しています。そして、図3の最上段は、1年の中で最も表面水温が低くなる「表面水温最低期」(3月の海水温)、2段目は表面水温が徐々に上昇する「表面水温上昇期」(4月から6月までの平均海水温)、3段目は1年の中で最も表面水温が高くなる「表面水温最高期」(9月の海水温)、4段目は表面水温が徐々に下降していく「表面水温下降期」(10月から11月までの平均海水温)の平年差をそれぞれ示しています。
4枚の図を見比べてみると、海水温の変動傾向は4つの時期で異なっていることが分かります。前述したように、海水温の変化を引き起こす要因には様々なものがあり、10年〜100年以上の長い期間をかけて海水温に影響を及ぼすと思われる要因もあれば、数日〜数ヵ月の比較的短い期間に海水温に影響を及ぼすような要因もあります。そして、それらの要因が複雑に関係しあうことで海水温の変化が起こっているために、時期によるばらつきがみられる場合が多いわけです。
そこで、各時期ごとに変動の特徴をみてみると、表面水温最低期には1988年あるいは1989年以降、平年に比べて海水温の高い状態が10年間ほど持続しています。
一方、表面水温上昇期、表面水温最高期及び表面水温下降期には、1997年あるいは1998年以降、表層を中心に平年に比べて海水温の高い年が多くなっています。
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