1 日本の気温変動
1898年以降の日本における地上気温の経過を見てみましょう。図1には、気象庁が取りまとめた各年の年間平均気温の平年差※を棒グラフで示しました。棒グラフがプラスの年は平年よりも気温が高く、マイナスの年には平年よりも気温が低かったことを示しています。日本の気温は、年変動を繰り返しながらも長期的には100年の間に1.0℃上昇しています。特に、1989年以降には平年を上回る気温となる年が多く出現しています。 ※ 平年差=年間平均気温−平年気温 平年気温:図1の注釈参照 後段で海水温の変動を説明する際の平年差も考え方はこの気温の場合と同様である。 |
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