ヒジキ |
学名 | Sargassum fusiforme (Harvey) Setchell |
分類 | 褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属 |
分布 | 波あたりの強い場所で、潮間帯に生育します。太平洋岸では干満の差が大きく潮間帯が広いので、ヒジキの大きな群落が見られますが、京都府のある日本海沿岸では潮間帯が狭く、ヒジキは目立つ海藻ではありません。 京都府沿岸では栗田半島無双崎に比較的まとまった群落が見られます。また、丹後半島の北岸でもヒジキの見られるところが点在しています。 |
生態・利用 | ヒジキは多年生海藻なので、主枝は毎年生えかわりますが茎や付着部が残ります。茎から新しい主枝が伸びてくるので、ヒジキを収穫するときは、茎や付着部をきちんと残すようにします。 京都府では成熟前の藻体が伸びた5月中旬ごろまでが収穫の適期となります。収穫したヒジキは、大きな鍋で何時間も茹でてから、天日で干します。乾燥させたものはお店で売られているような真っ黒な状態になります。 |
干潮時に現れたヒジキ群落 (2001年3月12日 栗田半島無双崎) |
ヒジキの主枝、島津三津産 (2000年5月2日撮影) |
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