アラメ |
学名 | Eisenia bicyclis (Kjellman) Setchell |
分類 | 褐藻綱コンブ目コンブ科アラメ属 |
分布 | アラメは京都府では丹後町竹野漁港周辺でしか発見されていません。そして、このアラメが日本海での分布北限となっています。波あたりの強い場所で水深1.5mより浅いところに生育しています。 |
生態・利用 | 京都府沿岸で、アラメと呼ばれているものはほとんどクロメという別種のものです。正真正銘のアラメはこちらのほうです。アラメは、発芽してから1年ぐらいは細長い膜状ですが(写真左)、2年目以降は茎の上部から葉上部が二又に分かれます(写真右)。 アラメもクロメと同様に佃煮などでおいしく食べられます。海洋センターでは、アラメを促成栽培することで若くて柔らかいアラメを大量に作る試験をしています。2005年の春に一部が収穫でき、現在おいしく食べる料理法を開発中です。 |
養殖アラメ、発芽から約半年後に収穫 (2005年4月14日撮影) |
茎上端で二叉したアラメ (2003年3月20日撮影) |
竹野漁港のアラメ群落 (1998年8月26日撮影) |
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