おわりに | |||
季報第60号、第63号および本号で紹介しましたクルマエビの2つの新しい標識方法については、平成13年10月と平成14年1月に相次いで開催された日本水産学会国際シンポジウムと栽培漁業国際シンポジウムにおいて発表され、国際的にも注目を浴びています。また、本標識法は全国の46都道府県の水産試験場長で組織されている全国水産試験場長会において「会長賞」に選ばれ、平成14年1月に優良研究業績として表彰されました。 これまでに開発した2種類の新しい標識方法を用いることにより、同じ時期に複数群を標識放流することが可能となりました。現在、当センターでは、これらの標識を用いた種苗放流試験を実施し、本府の海域で最も適したクルマエビ種苗の放流サイズ、放流時期および放流場所の解明と放流効果の把握に努めています。
|
Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.