(3) 標識種苗の放流試験

１標識付け作業
  標識付け作業は、クルマエビ種苗を長年放流されている栗田漁業協同組合管内の女性の方々にお世話になり実施しました。これらの方々の中には、毎年標識付け作業に参加して切除方法に熟練されている方や、初めて参加される方などが居られますが、新しい切除方法は初めての方でも短時間で習熟でき、作業を円滑に進めることが可能です。また、熟練された方ならば、従来の切除標識(横切り)と劣らない速度での処理も可能です。ちなみに、平成13年の標識付け作業での一人当たりの切除処理速度は、平均で300尾／時間でした。

尾肢切除作業風景