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特許技術である「褐藻類幼体の剥離撹拌法による培養養成法」では海藻種苗を高密度で育成することが可能となりましたが、それらを藻場造成で利用するには、種苗を強固に固定可能な移植用の基質(以下、「育成具」とする。)とその育成具を取り付けることができる藻場礁が必要不可欠でした。
今回開発した技術は、立体撹拌培養により育成した種苗を固定する育成具とその育成具の着脱が可能な構造物であり、確実に目的とする種類の藻場を形成させることが可能となりました。また、育成具の着脱が可能なことから、藻場礁の投入時期に制約を受けないこと、移植した種苗が枯死しても藻場礁を引き上げることなく新たな種苗を移植できることが従来の方式とは異なります。
京都府
No.4783955
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