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Myagropsis myagroides (Martens et Turner) Fensholt
褐藻類ヒバマタ目ホンダワラ科ジョロモク属
【写真1】
【写真2】
【写真3】
写真の説明【写真1:ジョロモクの個体(2006年10月17日舞鶴市博奕岬)】【写真2:ジョロモクの枝の出方(2006年10月19日伊根町蒲入)】【写真3:藻場造成域のジョロモク群落(2004年9月13日京丹後市網野町ツンダメ)】
北海道と沖縄を除く日本列島と朝鮮半島に分布するとされていましたが、最近、北海道函館でも見つかったようです。
京都府では舞鶴湾などの内湾以外の場所で大体見つけることができます。宮津市養老、伊根町蒲入や京丹後市網野町ツンダメなどで確認しています。ガラモ場の中でも比較的浅い水深2~4メートルぐらいで多く生育しています。
ジョロモクはホンダワラ科に属しますが、ホンダワラ属ではなくジョロモク属に入ります。ホンダワラ属は葉や側枝が出る腋から気胞や生殖器床が出る性質(腋性:えきせい)をもっているのですが、ジョロモク属にはありません。
波あたりの強い網野町ツンダメでは、ジョロモクの全長は最大でも1.5メートルしかありませんでしたが、波あたりがそれほど強くない宮津市養老の藻場では、全長が4メートル以上となることがあります。
ジョロモクは他のホンダワラ科海藻と比べて茎が大きくなるために、その部分にカイメンなど多くの動物が付着しています。
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