ここから本文です。
訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問して、
などの介護サービスです。
介護保険で訪問介護の生活援助を利用できるのは、次のような場合です。
(1)利用者が一人暮らしの場合
(2)利用者の家族等が障害や疾病等の場合
(3)利用者の家族等が障害や疾病でなくても、同様のやむを得ない事情により家事が困難な場合
生活援助は、利用者に同居家族がいらっしゃる場合も、家族の状況等を確認した上で、利用が可能な場合もありますので、担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)に御相談ください。
なお、身体介護は、世帯や家族の状況にかかわらず利用できます。
・訪問介護についてちょっとしたご案内(厚生労働省)(PDF:814KB)
介護保険で利用できる生活援助とは、
などの日常生活のためのサービスです。
介護保険制度は、皆さんの保険料や公費(税金)によって成り立っているものです。このため、原則として次のようなサービスは介護保険の支給の対象とはならず、利用者が全額自己負担で利用していただくことになります。
(1)本人以外の部屋の掃除など、家族のための家事
(2)庭の草むしりなど、ホームヘルパーがやらなくても普段の生活に差し支えがないもの
(3)大掃除など、普段はやらないような家事
※訪問介護の対象となるサービスの詳細については、介護支援専門員(ケアマネジャー)などに御相談ください。
お住まいの市町村によって、
などを利用できます。
お住まいの市町村や、居宅介護支援事業所(要介護1~5の場合)または地域包括支援センター(要支援1~2の場合)の介護支援専門員(ケアマネジャー)などに御相談ください。
介護サービスは、居宅サービス計画(ケアプラン)に沿って行われるので、ケアプラン作成の際に、どのようなサービスを希望するのか、その内容が介護保険の対象となるのかなどについて、ケアマネジャーとよく話し合い、十分に納得した上でサービスを選択しましょう。
必要以上のサービスの利用は、自立した生活を営めなくするだけでなく、かえって状態を悪化させる場合もあります。また、必要以上の利用は、保険料だけでなく社会全体の負担を増加させる一因にもなります。介護サービスを利用される際は、自分にあったサービス内容を選ぶとともに、自立した生活を目指しましょう。