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「京都府雇用創出・就業支援計画(雇用のミスマッチ解消策)」(中間案)に対する府民の皆様からの意見募集結果

平成15年12月19日
京都府府民労働部
雇用対策プロジェクト(TEL:075-414-5094)

「京都府雇用創出・就業支援計画(雇用のミスマッチ解消策)」(中間案)について、府民の皆様から御意見を募集いたしましたところ、貴重な御意見をいただきありがとうございました。

お寄せいただいた御意見及びこれに対する府の考え方を下記のとおり公表いたします。

また、提出された府民の皆様の御意見を十分に考慮し、「京都府雇用創出・就業支援計画(雇用のミスマッチ解消策)」を取りまとめましたので、併せて公表します。

  1. 意見募集期間
    平成15年10月17日(金曜)から平成15年11月17日(月曜)
  2. 意見提出者数
    58名
  3. 意見の要旨とこれに対する府の考え方

下記のとおり

「京都府雇用創出・就業支援計画(雇用のミスマッチ解消策)」に係る意見の要旨及びこれに対する府の考え方

離職者の再就職支援システムの構築に関する意見

意見の要旨

若年者と高年齢者との狭間(30歳から45歳まで)を対象とした講座を開催してほしい。

府の考え方

  • 平成15年度においては、特に厳しい雇用失業情勢におかれている若年者及び中高年齢者を中心に就業支援施策を推進することとし、若年者就業支援センターの設置や中高年齢者を対象としたセミナー等を開催しているところです。
  • 今後とも、現在の厳しい雇用失業情勢を踏まえ、概ね30歳以上の求職者にも対応できるような再就職総合支援事業について検討してまいります。

意見の要旨

異業種へのキャリアチェンジなど、ターゲットを絞った講演やセミナーを開催してほしい。

府の考え方

異業種へのキャリアチェンジなどに対応できるような講演やセミナーなどの開催に努めてまいります。

意見の要旨

専門職等の求人を増やすなど、雇用の受け皿づくりが重要である。

府の考え方

雇用の拡大を図るためには、国や府の産業施策との連携はもちろんのこと、国、市町村、民間が一体となって取り組む必要があると考えており、平成14年12月に策定した「京都府雇用創出・就業支援計画」や「京都産業活性化プラン」の施策とも一体となって、産学公の連携やベンチャー支援、観光振興など、産業の振興に努め、民間における雇用の拡大を図るための環境づくりを積極的に進めてまいります。

若年者の就業支援対策の総合的な推進に関する意見(若年者就業支援センター等)

意見の要旨

相談から職業紹介を一貫して行う必要がある。

府の考え方

平成16年度からは、経済団体と協調し、相談から職業紹介までを一貫して行うワンストップ・サービスの提供について検討してまいります。

意見の要旨

第二新卒者を対象にしたセミナーの開催や面接会、実践的な内容など、多彩な内容を実施してほしい。

府の考え方

第二新卒者にも対応できるようなセミナーや面接会の開催などに努めてまいります。

意見の要旨

若者のライフスタイルに合わせて、休日や夜間についても対応してほしい。

府の考え方

センターのワンストップ・サービス化と合わせ、夜間に対応していけるよう検討してまいります。

意見の要旨

センターの設置場所について、もう少し利便性の良いところにあった方が利用しやすい。

府の考え方

現在、センターを設置している京都テルサは、府民の幅広い交流の促進を目的として設置した施設であり、一概に不便とは考えていないところですが、センター事業に必要なセミナー室の確保などの利便性も考慮し、引き続き、現在地でのサービス提供に努めてまいります。

意見の要旨

セミナーに参加し、内定を得ることができ、内容も有意義であった。センターについて、もっと幅広くPRする方がよい。

府の考え方

府のホームページや各種の広報媒体、マスコミ等を活用しながら広報に努めているところですが、今後もさらにPRに努めてまいります。

意見の要旨

「私のしごと館」のように、自分にあった仕事を探すことができる場が必要である。

府の考え方

全国で唯一の仕事体験ができる「私のしごと館」を有効に活用して、アンケートも実施しながら、仕事探しができる研修等をさらに充実してまいります。

NPO法人を担う人材の育成・障害者を対象とした職業訓練の充実等に関する意見

意見の要旨

NPO、企業等へのインターンシップに取り組んでほしい。

府の考え方

  • NPO法人を担う人材を育成するため、NPO法人への就業を希望する人達を対象としたセミナーの開催や就業支援相談、委託訓練の実施やインターンシップの取組を検討していくこととしております。
  • また、企業等へのインターンシップについては、経済団体や大学コンソーシアム京都などと連携を図りながら推進してまいります。

意見の要旨

障害者の雇用促進に努めてほしい。

府の考え方

  • 障害者雇用対策の推進については、就職面接会やセミナーなどの開催を行っております。
  • これらに加え、障害者就業・生活支援センターを活用したネットワークづくりや実習型訓練など、多様な訓練機会の確保・提供について検討してまいります。

その他全般的な意見

意見の要旨

若年者、中高年齢者の雇用対策を、国、地方を挙げて取り組んでもらいたい。

府の考え方

  • 京都府では、平成14年12月に策定した「京都府雇用創出・就業支援計画」に基づく雇用のミスマッチの解消に向けた取組として、平成15年8月に「若年者就業支援センター」の開設や、「中高年離職者向け再就職支援セミナー」の開催などに取り組んでいます。
  • 今後は、これらの事業の拡充をはじめ、雇用のミスマッチ解消に向けた様々な取組の積極的な推進に努めていくこととしております。

意見の要旨

失業者の増加の背景にあるリストラ、賃金カット、定年制の廃止等、国民全体で取り組むべきである。また、国、地方自治体は、採用年齢を引き上げる法律を作ることが大切である。

府の考え方

  • 解雇については、本年6月の労働基準法の一部改正により、新たな規定が設けられたころであり、また、定年制度については、今後、国民的合意の下で検討されるものと考えております。
  • また、採用年齢については、雇用対策法により、事業主の募集・採用における年齢制限の緩和の努力義務が規定されていることから、今後とも、この年齢制限緩和の努力義務について、企業が行う採用選考の側面から広く啓発に努めていくこととしております。

意見の要旨

知識、経験、技能などの求人要件と求人年齢が合っていないため、年齢要件を緩和し、高齢者まで採用を広げることが必要である。

府の考え方

年齢要件による雇用のミスマッチが大きな問題となっている中で、募集、採用時における年齢要件の緩和について、京都労働局と連携し、企業啓発に努めてまいります。

意見の要旨

今回の中間案では、具体的な内容が分かりにくいと思う。

府の考え方

  • 雇用のミスマッチの解消策に基づく具体的施策については、現在検討段階であり、中間案では、その方向性をお示ししたところです。
  • 今後、皆様からの御意見等を踏まえ、来年度以降の事業について具体化を図ってまいります。

意見の要旨

このような計画については、幅広く府民にPRするべきである。また、必ず実行していただきたい。

府の考え方

計画の内容については、府のホームページ(京都・仕事ネット)において公表しております。計画の進ちょく状況等についても、府のホームページ等により、府民の皆さんに公表しているところです。

お問い合わせ

商工労働観光部雇用推進課

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ 西館3階

ファックス:075-682-8924

koyosuishin@pref.kyoto.lg.jp