京都府における医療機能ごとの病床の現状（2019年）

病床機能報告制度について

地域医療構想の推進にあたり、地域の医療機関が担っている医療機能の現状把握、分析を行う必要があります。

そのために必要なデータを収集するため、医療機関がその有する病床（一般病床及び療養病床）において担っている医療機能を自ら選択し、病棟単位を基本として都道府県に毎年報告する仕組みが導入されました。

また、医療機能の報告に加えて、その病棟にどんな設備があるのか、どんな医療スタッフが配置されているのか、どんな医療行為が行われているのか、についても報告することとしています。

報告された情報の公表

報告された情報を公表し、地域医療構想とともに示すことにより、地域の医療機関や住民等が、地域の医療提供体制の現状と将来の姿について共通認識を持つことができます。また、医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議によって、医療機能の分化・連携が進められるようになります。

医療機能について

各医療機関は、病棟単位で次の4つの区分から自ら1つを選択し、医療機能の「現状」と「2025年の予定」を報告します。

高度急性期	急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する機能
急性期	急性期の患者に対し、状態の早期安定化に向けて、医療を提供する機能
回復期	急性期を経過した患者への在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する機能。 特に、急性期を経過した脳血管疾患や大腿骨頚部骨折等の患者に対し、ADLの向上や在宅復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に提供する機能（回復期リハビリテーション機能）。
慢性期	長期にわたり療養が必要な患者を入院させる機能 長期にわたり療養が必要な重度の障害者（重度の意識障害者を含む）、筋ジストロフィー患者又は難病患者等を入院させる機能

京都府における医療機能ごとの病床の状況

現状

2019年7月1日時点の機能として、各医療機関が自主的に選択した機能の状況です。

二次医療圏	全体	高度急性期	急性期	回復期	慢性期	休棟・ 無回答等	合計
丹後	1,176	16	641	285	234	20	1,196
中丹	2,053	70	1,029	536	418	141	2,194
南丹	1,376	46	673	103	554	56	1,432
京都・乙訓	18,793	4,207	6,498	2,797	5,291	341	19,134
山城北	3,742	267	1,335	746	1,394	73	3,815
山城南	642	0	370	157	115	43	685
合計	27,807	4,606	10,571	4,624	8,006	674	28,481

単位：床

回答のない医療機関があるため、合計数は実際の許可病床数と一致しません。

二次医療圏名をクリックすると、圏域内の医療機関ごとの病床の状況（エクセルファイル）をご覧いただけます。

 

2025年の予定

2025年7月1日時点の機能の予定として、各医療機関が自主的に選択した機能の状況です。

二次医療圏	全体	高度急性期	急性期	回復期	慢性期	介護保険施設等へ移行予定	休棟・ 無回答等	合計
丹後	1,171	16	730	196	229	0	20	1,191
中丹	2,103	73	1,036	576	418	0	91	2,194
南丹	1,338	46	678	150	464	90	4	1,432
京都・乙訓	17,334	4,228	6,358	2,785	3,963	1351	187	18,872
山城北	3,649	557	948	913	1,231	112	17	3,778
山城南	676	0	404	157	115	0	0	676
合計	26,331	4,920	10,154	4,777	6,480	1,493	319	28,143

単位：床

圏域の設定が現在と変わらないとした場合

二次医療圏名をクリックすると、圏域内の医療機関ごとの病床の状況（エクセルファイル）をご覧いただけます。

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