京都市域地域医療構想調整会議(令和5年2月28日開催)の概要
開催日時
令和5年2月28日(木曜日)
14時30分~16時00分
開催方法
webにて開催
出席委員
出席者名簿のとおり
議事の概要
報告事項
京都府循環器病対策推進計画の概要
<主な発言>
特になし
外来機能報告及び紹介受診重点医療機関の公表の遅延について
<主な発言>
- 紹介受診重点医療機関については、なぜこれをやるのかが明確にならないまま始まった印象。外来機能報告により提供のあったデータから、地域の中でもう少し議論した方が良いのではないかと考える。
<事務局>
- 紹介受診重点医療機関については、国が取り決めた制度として都道府県が進めなければならない仕組みとして始まった。ご指摘のとおり、外来医療だけではなく、在宅医療も含め、今後議論をする必要があると考えている。
医師等の働き方改革(実態アンケート結果)
<主な発言>
- 宿日直許可がおりないと残業時間が定まらず、勤務環境評価センターの審査に辿り着かない前提を理解いただきたい。
- 既に宿日直許可を取得している医療機関については、本来の宿日直内容に則しているのか確認が必要と考える。
- 京都府勤務環境改善支援センター(京都私立病院協会が受託)では、定期的に京都府や労働局と研修会や個別相談等を実施しているため、適宜活用いただきたい。
審議事項
今後の地域医療構想の推進に向けた議論について
現在の医療機能や医療機関間の連携について
<主な発言>
- 一刻を争う疾患や時間的猶予のある疾患など、疾患別に特性があるため、今後の地域医療構想を考える上ではこのような視点を持って検討していく必要がある。
- 回復期(地域急性期含む)や慢性期の医療機能は、患者の住所地に近いブロック単位での議論が有益だと思われる。
- 今後、在宅医療に焦点が当たるため、かかりつけ医と在宅療養あんしん病院とが連携を密にするなど、ブロック単位で議論することが望ましい。
2025年や2040年を見据えた医療機能や医療機関間の連携
<主な発言>
- 2040年を見据えた際、患者動態から入院患者は微増、外来患者は減少であり、在宅医療がこれまで以上に必要になる。その上で外来機能と在宅医療がどのようになるのかを議論していかなければならない。
- 2040年に向けて患者動態や国の動向等を考慮し、医療・介護等を一体的に提供する京都府地域包括ケア構想(地域医療構想)を進める必要がある。
- 老老介護や独居高齢者には、訪問型医療や介護はとても重要であり、地域の病院やかかりつけ医のサポート、訪問看護師等の確保が必要となる。
全体通して
<主な発言>
- 特定機能病院の病院機能は三次医療圏を担うものであり、他の一般病院とは別に取り扱うべき。
- の動向や医療圏等で検討されている内容は、一般開業医(かかりつけ医)にはあまり伝わっていないと感じており、一般開業医にも伝わるような広報が必要。
- 今般の新型コロナから高齢者施設との連携や意見交換を更に充実させなければならないと感じた。
その他事項
公立病院経営強化プランの策定について
<主な発言>
特になし
京都健康医療よろずネット登録情報の全国統一システムへの移行について
<主な発言>
特になし
配付資料