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最初に山科植物資料館の概要についての説明を伺いました。保有されている植物は3,000種、生薬の基原植物の他、京都府レッドデータブックに掲載されている絶滅種も多く展示されています。
セミナーハウスに向かう途中、山野草を集めた花壇には、ちょうどキクタニギクが見頃でした。
ハーブや健康食品などの植物や、繊維、工芸などの有用植物のゾーンでは、品種改良されたバジルやミントの鉢が並び、スタッフの方の説明を聞きながら、葉の形や香りの違いを確かることができます。
温室にはぎっしりと、様々な熱帯食物が栽植され、世界的に希少なキソウテンガイ、ナッツやスパイス、コーヒーなど。他にも珍しいカカオの花やバニラの実を観察。まるで楽園のようです。
第1見本園にはミブアオイをはじめ、アブサンの原料となるニガヨモギや多くの薬草類が展示されいて、薬用植物についての知識を得ることができます。
晩秋の晴れの勉強会、とても有意義な時間を過ごすことができました。
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総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
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