温室効果ガス排出抑制計画進捗状況（29年度）

流域下水道施設における温室効果ガスの排出の抑制については、「京都府流域下水道における温室効果ガス排出抑制計画」に基づき実施していますが、この度、平成29年度における温室効果ガス排出量の確定値をとりまとめたところ、平成25年度と比較して、排出量、原単位ともに減少しました。

1.平成29年度温室効果ガス排出量

	実績	基準年度比 （平成25年度）	平成30年度目標値
排出量※1 （t-CO2）	42,449	2.0%減 [43,298]	基準年度比5.5％以上削減 [40,874]
排出量原単位※2 （t-CO2/千立方メートル）	0.374	4.4%減 ［0.391］	基準年度比9％以上削減 [0.355]

注※1：下水処理を行うことで排出した温室効果ガス（CO2）の年間総量
注※2：下水処理水量千立方メートル当たりの温室効果ガス排出量
注※3：計画に基づき、排出量等の算出には、電力排出係数については平成23年度の関西電力(株)の実績値である0.450kg-CO2/kWhを固定して使用

2.排出抑制の状況

増加要因

• 洛西浄化センターの消化槽の定期点検等による汚泥焼却量の増加　1,584t-CO2（+3.6％）
• 処理水量の増加による増加等　959t-CO2（+2.2％）

抑制要因

• 洛西浄化センターでの固形燃料化施設の稼働による汚泥焼却量の削減　▲2,085-CO2（-4.8％）
• 木津川上流浄化センターでの消化ガス発電による電力使用量の削減　▲391t-CO2（-0.9％）
• 桂川中流流域下水道の移管に伴う減少　▲916t-CO2（-2.1％）

結果

• 温室効果ガス排出量を849-CO2（2.0％）削減した。（42,449-43,298=-849t-CO2）

3.今後の取り組み

引き続き省エネルギー型設備の導入及び効率的な運転管理をさらに進め、温室効果ガス排出抑制の取組みを強化し、平成30年度での目標達成を目指す。

参考資料（PDF：112KB）

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