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宗教法人 仁和寺様、京都仏教会様の御協力により、仁和寺で緑陰講座を開催しました。「文化財を守り伝える京都府基金」の寄附者様を御招待し、合計36名の方に御参加いただきました。
令和5年5月21日(日曜日)14時~15時30分
仁和寺(京都市右京区御室大内33)
最初に、瀬川門跡様から、宇多天皇が御出家されお寺を創建された時の天皇のお心、弘法大使様とお寺のつながり、また仁和寺様と現皇室とのおつながり、瀬川様のご出身のお話から、文化財を修理しつつ継承なさっている同寺の試みなど、大変貴重なお話を頂戴いたしました。
後半の、黒書院(建造物修理状況)、白書院、宸殿、御所庭園の特別拝観では、通常は拝観できない箇所を含め、参加者の皆様には貴重な機会になりました。
また修理現場での見学途中には、文化財を受け継いでいくことを未来に向け考え、取組まれていることをお話いただき、その大変なお仕事を負担を感じさせず、前を向いてご尽力されていらっしゃるご様子には、皆さまお感じになるところがあったのではと思います。
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