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公益財団法人衣笠繊維研究所様、株式会社創建様の御協力により、国登録有形文化財である衣笠会館で修理現場見学会を開催しました。「文化財を守り伝える京都府基金」に御寄附をいただいた皆様を御招待し、合計10名の方に御参加いただきました。
平成30年12月15日(土曜日)13時30分~14時30分
衣笠会館(京都市北区北野下白梅町29)
まず最初に、衣笠会館の建物の由来や、所有者であった藤村岩次郎氏について、また現在の所有者である公益財団法人衣笠繊維研究所の成り立ちや活動内容について、財団の古澤代表理事様より御説明をいただきました。
続いて、皆様からの御寄附により現在修理中の国登録文化財「衣笠会館」の壁修理現場を見学いただき、修理工事施工業者である株式会社創建の松本社長より、修理前の状態や修理の工程等について御説明をいただきました。
「衣笠会館」内の各部屋を見学いただいた後、最後に、建物の外側から、昨年度に皆様からの御寄附で修理した屋根の状態を御確認いただきました。財団職員の方からは、昨年度に修理できたことにより、今年の台風に耐えることができ、貴重な建物を被害から守れたとして改めて寄附者の皆様に御礼の言葉をいただきました。
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