京都府では、病院が実施する子育て中の女性医師等への復職研修や、勤務環境改善の取り組みに対する支援を行っています。
府の補助も活用しながら、取り組みを進められている病院を紹介します。
医療法人財団足立病院▼
当院では、短時間勤務や宿日直免除の制度を導入するとともに、院内保育、病児保育、マミーズスクエア(子育て支援センター)といった、子どもを預けられる場所も設けることで、出産・育児後の女性医師が、少しずつでも復帰できるような職場環境を整備・提供することに努めています。
出産・育児後にフルの勤務で復帰することが難しいと考えている人もいると思いますが、短時間勤務等の制度を利用しながら、少しずつでも復帰する人が増え、仕事を「シェア」してお互い働くことができればと考えています。
そして、子どもが大きくなるにつれ、序々にフルの勤務に復帰していただければと思っています。(H25.12現在)
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医療法人社団洛和会 洛和会音羽病院▼
当院では、看護師も含め女性が多く、以前から積極的に女性が働きやすい勤務環境づくりに力を入れています。時短勤務制度の導入、院内保育所、病児・病後児保育室等の設置の他にも、子どもの看護休暇制度や、育児に要する費用を支援する様々な手当制度も導入しています。
また、年1回院内で「満足度調査」を実施することなどにより、随時新たな制度の導入を検討しており、厚生労働省の「ファミリーフレンドリー企業」の認定も目指しています。
当院では、育児中の方が、上記の制度を色々と活用しながら段階的に復帰できるようにしています。今年度は、育休中の医師が2人います。
今年度から開始された女性医師等就労支援事業は、育児中の女性医師の当直免除のため、代替医師として院外からの非常勤医師を雇用するために活用しています。院内の常勤医師にこれ以上負担を増やすことはできないので、こういった制度を利用することにより、女性医師の当直を免除できる回数を増やすことができます。(H25.12現在)
⇒ 働く医師のための子育て支援 特設ページ
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※病院の情報は随時更新予定です。