中丹広域振興局
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中丹地域振興計画で掲げた「高等教育機関と地元企業の交流による新産業創出」を進める取組として、北部地域における産学公連携の拠点である「北部産業創造センター」を主会場として開催しています。
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令和4年度第3回交流会 | 令和4年度第2回交流会 | 令和4年度第1回交流会 |
令和3年度第1回交流会 | 令和2年度第1回交流会 |
今回は、企業の抱える課題の解決手法としてデジタル技術の活用を提案するとともに、地元企業の取組を紹介しました。
第3回交流会では、DXをはじめようをテーマに、京都コンピューターシステム事業協同組合の桂田理事長ら4名の組合メンバーから様々なDXの導入事例をご紹介いただきました。また、株式会社波多野製作所の波多野社長からは自社のデジタル技術の活用事例をご紹介いただきました。
参加者の皆様からは「様々な意見を聞くことで、考え方のヒントをたくさん得ることができた」や「交流会にて自己の考えをアウトプットして改めて考えが深掘りできた」等のお声をいただいております。
今後も交流会を継続していく予定ですので、次回開催に乞うご期待ください!
KCAは「地場のITは地場のIT企業が担う、守る。」をミッションに、京都のIT企業40社が集結し、地元企業へのITよろず相談や事業者マッチング、セミナー・研修などの活動を実施。地域密着型でITを通じて課題解決を考え、IT企業・団体だからこそできる地域貢献を目指している。
理事長 桂田 佳代子 氏(京なか株式会社) |
理事 大伴 英雄 氏(エイジシステム株式会社) |
顧問 桑原 人司 氏(株式会社システム創見) |
監事 木村 秀和 氏(ジック株式会社)
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産業の塩「ねじ」をつくる会社。会社創業は1925年。ねじ製造事業は1963年より始め、自動車・OA・住宅に遊戯機械、あらゆる分野のあらゆる場所に使われてる「ねじ」を作り出す。
代表取締役社長 波多野 隆史 氏
京都コンピューターシステム事業協同組合の4名の皆様にご講演いただきました。
具体的なDXの事例や、社内の人材育成に役立つ無料のスキルアップツールをご紹介いただきました。
変化のチャンスを逃さずレベルアップしていくためには、無料のツールの活用も含め、今できることから一歩ずつ取り組んでいくことの必要性を感じました。
株式会社波多野製作所の波多野社長から自社の取組をご紹介いただきました。
日頃から問題意識を持ち、やりたいことを描くとともに、今チャレンジできることに取り組む姿勢は非常に説得力がありました。
今回の登壇者に第2回交流会の登壇者である友繁社長を交えて3つのグループで交流しました。
時間の制約もあり、課題解決策の検討にまで至りませんでしたが、各々の考えをアウトプットすることを通じて、現状を整理していただくことができました。
登壇者の皆様から交流会の総括をしていただきました。
今後も企業の皆様が抱えておられる課題ややりたいことを、他の機関とも連携して応援していきたいと思います。
公益財団法人京都産業21、京都府中小企業技術センター
今回は、企業の抱える課題の解決手法としてデジタル技術の活用を提案するとともに、地元企業の取組を紹介しました。
第2回交流会では、DXを学んでみようをテーマに、京都コンピューターシステム事業協同組合の桂田理事長からDXの概要や進めていくためのポイント等をご紹介いただきました。また、ユーハン工業株式会社の友繁社長からは自社のデジタル技術の活用事例をご紹介いただきました。
参加者の皆様からは「具体的な業務を事例としたDXの取組紹介が参考になった」や「多くの人材と接点ができ、様々な情報を得ることができた」等のお声をいただいております。
KCAは「地場のITは地場のIT企業が担う、守る。」をミッションに、京都のIT企業40社が集結し、地元企業へのITよろず相談や事業者マッチング、セミナー・研修などの活動を実施。地域密着型でITを通じて課題解決を考え、IT企業・団体だからこそできる地域貢献を目指している。
理事長 桂田 佳代子 氏(京なか株式会社) |
理事 大伴 英雄 氏(エイジシステム株式会社) |
顧問 桑原 人司 氏(株式会社システム創見) |
監事 木村 秀和 氏(ジック株式会社)
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油圧精密機器の部品加工から組立テスト出荷まで一貫生産。部品はミクロン精度で加工し、夜間はロボットで無人運転するシステムを有する。妥協のない製品づくりで、自社使用機器も製作。
代表取締役 友繁 正司 氏
京都コンピューターシステム事業協同組合の桂田理事長にご講演いただきました。
デジタル化のメリット・デメリットや、DXを進めるためのポイント等を中心にご紹介いただきました。
まずは、「これだけは必ずやり遂げたい」ことを絞り込み、そこから着手することで成功確率のアップへとつながることを学びました。
ユーハン工業株式会社の友繁社長から自社の取組をご紹介いただきました。
実体験に基づく説得力のある貴重なお話を伺うことができました。
登壇者と京都コンピューターシステム事業協同組合の大伴氏、桑原氏、木村氏を交えて3つのグループで交流しました。
まずは各社の課題を共有することを通じて、自社の課題を見直すことに取り組みました。
グループ毎の交流が終了した後は、会場全体でその内容を共有しました。
異業種も交えて交流したことで、これまで知らなかった様々な情報を得ていただくこともできました。
公益財団法人京都産業21、京都府中小企業技術センター
今回は、倒産寸前の企業をオーダースーツチェーン店舗数日本一にまで成長させた株式会社オーダースーツSADAの佐田社長と、コロナ危機を乗り越え新たに舞鶴赤れんがパーク事業を展開する株式会社ウッディーハウスの志摩社長のイノベーションを学ぶとともに、登壇者を交えた参加者同士の交流を行いました。
参加者の皆様からは「仕事上でのヒントを得ることができた」や「組織づくりの重要性がわかった」、「コロナ禍であっても売上を伸ばしてきた理由がわかった」等のお声をいただいております。
第2回交流会も現在企画中ですので、たくさんのご参加をお待ちしております!
<佐田氏プロフィール>
一橋大学経済学部卒。高校までサッカー部、大学時代はノルディック複合選手という体育会系。 自社オーダースーツPRの為、自社スーツを纏い、スキージャンプを飛ぶ、富士山頂から山スキーを滑る、東京マラソンを走る等のチャレンジを行い、動画をYouTubeにアップしている。 オーダースーツSADA HP:https://www.ordersuit.info/(外部リンク) |
<志摩氏プロフィール>
大学卒業後、株式会社西武百貨店へ就職し、7年間勤務後、1999年に舞鶴へ戻り独立する。「地方にも本物を」を合言葉にアウトドアファッションを中心にスタート。徐々に品揃えを増やしつつレディース/キッズとファミリーで楽しめる店舗へと進化する。ネット事業を2008年に立上げ、その後多店舗化にも着手しネットとリアル店舗の融合経営を推進する。現在店舗は京阪神地区を中心に11店舗。舞鶴という地方にありながら、海外への販売にも強みを持ち日本生産にこだわったオリジナルブランドも立上げ売上を伸ばす。 さらに新規事業部を2017年に立ち上げ赤れんがパークでのイベント等で地域活性化への取組もスタートし、2022年同パークのP-PFI事業に選定される。 ウッディーハウスHP:https://woody-h.com/index.html(外部リンク) |
現地とWEBで計38名の皆様にご参加いただき、開演することができました。
株式会社オーダースーツSADAの佐田社長にご講演いただきました。
中小企業の多くが抱える「知名度・信用度」といった課題を同社が向上させてきた具体的な方法とともに、企業の成長に必要なマインドとして次の5つのことを強くお話しいただきました。
相手のあるべき姿を考え、その実現のために全力を尽くす。お客様に対してはもちろん、同僚、友人、家族、ひいては自分に対しても「おもてなしの心」をもって接する。
他人、過去、環境等、自分がコントロールできないことは前提条件と考え、その前提条件のうえで全力を尽くす。他責の考えは行動を抑制し、成果から遠ざかる忌むべき思考法である。
常に環境が変化する以上、現状にしがみついていては、時代に取り残される。今の自分を否定する勇気をもち、失敗や一時的なパフォーマンスの低下を恐れず、常に新しいことに取り組む。
悲観的な考え方は、人の思考・行動のパフォーマンスを低下させる。最悪の事態を直視する勇気は必要だが、その中でも強い意志の力で、楽観的な解釈ができるように自らを鍛える。悲観は気分に、楽観は意志に属する。
できそうかを考えるのではなく、すべきことには成し遂げると決めてことに当たる。できないのではという不安や恐怖を抑え込む。また一度や二度の失敗では諦めない強靭な精神力をもつ。執着心なきものは困難から考え、あるものは可能性から考える。可能性から考える習慣を身につける。
特に、出足の速さ(思い立ったが吉日)、手数の多さ(質より量)、そして高速でPDCAを回すことの重要性をポイントとしてあげていただきました。
“今日できることは明日に伸ばさずに、量をこなすとともに、PDCAを忘れない。そうすることで後から質も付いてくる。”
佐田社長のお話を伺い、めまぐるしく技術が進化し、流行が変わる今の時代を成長し生き抜くために、まさに求められていることではないかと考えるきっかけとなりました。
株式会社ウッディーハウスの志摩社長にご講演いただきました。
同社は設立23年目の舞鶴市に本社を置くアパレル会社です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、アパレル大手も売上を落とした中、危機を乗り越えて成長を続けてこられたポイントをお話しいただきました。
これにより、いまできることの提案が各部署から湧き上がってくる。
実際に、当時それほど普及していなかったSNSを使用した現場での情報発信やLIVE配信はこうして生まれ、ネット事業への送客にも効果を発揮
“大切なことは「できるだけ提案を否定せず、一度実行させてみること」”
実行したことで次々とスタッフから提案があがるようになり、全スタッフで取り組む組織風土が生まれています。
そして、同社は舞鶴赤れんがパークのPark-PFI事業の管理運営事業者に認定され、地域活性化の取組も進められています。
きっかけは舞鶴赤れんがパークを会場に2016年からスタートされた舞鶴を元気にするイベント「WOODY HOUSE FESTA(外部リンク)」
では、なぜ企業が地域活性化に取り組むのか、その理由を教えていただきました。
志摩社長のお話を伺い、地域活性化を目指した取組が若い世代の流入や定着に繋がるきっかけとなっていることを実感しました。
そして最後に、志摩社長からいただいたメッセージを紹介します。
登壇者のお二人を交えて、参加者の皆様と車座で自社PRや情報交換等を行いました。
新しい繋がりをつくるために必要なこと等を登壇者にも意見をいただきながら交流することができました。
ちりめん工房 糸武(与謝野町)、有限会社三葉商事(舞鶴市)、舞鶴電脳工作室合同会社(舞鶴市)の3社に自社製品等を展示いただきました。
今回は、レコード針の生産で世界トップシェアを誇る世界の“ナガオカ”のイノベーションを学ぶとともに、近畿職業能力開発大学校京都校から参加企業に対する農業分野の事業化提案や、参加者の交流を行いました。
参加者の皆様からは「コア技術の活用に対する発想・アイデアを聞くことができた」や「実際にイノベーションに成功した企業の話をきくことができてよかった」、「実際に交流もでき大変有意義な時間でした」等のお声をいただいております。
次回以降もたくさんのご参加をお待ちしております!
慶應義塾大学・同大学院卒業後、外資系金融機関に勤務。 |
京都府立加悦谷高等学校から京都工芸繊維大学へ。株式会社川島織物に入社後、産業用資材の製造・開発、各種生産設備の改善・企画業務に従事。その後、京都職業訓練短期大学校の設置をきっかけに現職に招聘される。 |
今回は参加者の皆様とともに、社外から新たな技術やアイデアを募集し革新的な新商品やサービスを生み出す「イノベーション」の意義やしくみ等を実例も交え、学ぶことができました。
参加者の皆様からは「学術的な視点と経営者的な視点両方を得ることができた」、「常識からの抜け出し方の事例を知ることでき、イノベーションとは何かということについて捉えやすかった」等のお声をいただいております。
今後も北部産業の成長発展のため取組を継続して参りますので、応援よろしくお願いいたします!
岐阜県出身の山育ち。大学卒業後の海上自衛隊では、自衛隊インド洋派遣で半年間の洋上勤務を経験し、退職後に2年間で100の国と地域を旅する。帰国後、建築士や宅建士を活かした不動産会社の設立には経営学の知識が必要だと考えて大学院に進学。研究が面白く、博士号まで取得したら現職に。 |
兵庫県丹波市生まれ、青山学院大学国際政治経済学部卒業、読売テレビ放送株式会社での勤務後、家業である西山酒造場に帰郷。創業1849年の酒蔵を再生した酒造業界の革命児。地元の日本酒を造るだけでなく、栗や黒豆を使った焼酎やジン、酒蔵初となるホワイトブランデーも手掛ける他、酒を飲まない人向けに世界初の甘酒ヨーグルトを開発し支持を広げている。世界35か国へ輸出しグローバル展開にも精通。 |
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中丹広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課
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