中丹地域保健医療協議会・医療構想調整会議合同会議(平成31年3月7日開催)の審議概要
開催日時
平成31年3月7日(木曜日)14時から16時
開催場所
北部産業創造センター・多目的ホール
出席名簿
出席者名簿のとおり
審議の概要
議事
(1)京都府保健医療計画中丹地域における主な課題と対策に係る進捗状況等について
事務局から、資料1により説明
(2)医療と介護の連携(主に入退院調整)に係るアンケートの実施について
事務局から、資料2により説明
(3)病床機能ワーキング会議の結果について
事務局から、資料により説明
(4)中丹災害医療連絡会の取組内容について
事務局から、資料3により説明
<主な発言>
〔京都府保健医療計画中丹地域における主な課題と対策に係る進捗状況等について〕
- 舞鶴市内の病床数は多いが、療養病床については個人病院もあるが満床であり不足している。
- 高次脳機能障害のリハビリは北部でできる施設はないのではないか。
- 認知症の人で入院時点においてかなり複雑な病態の人については、在宅に戻すのは難しい。
- 高次脳機能障害の人で生活リハビリに繋げることも難しく、在宅に戻すのは困難な場合が多く、北部リハビリ支援センターに期待している。
- 発達障害の診断治療体制が弱い。
- 京あんしんネットについては綾部でも使われているが、利用が広がるのは難しい。便利なので広がればよい。病院の先生にも参加してもらえると情報共有ができ、入院時などスムーズな対応ができる。
- 京あんしんネットについて、福知山市では現在4名の医師に参加してもらい、モデル事業として実施している。活用について検証し、利用が増えていくのではないかと考える。
- 舞鶴市では内科の開業医が少なく、在宅医療は厳しい状況である。また、かかりつけ医と主治医の連携が問題である。
- 歯周病については口腔ケアが重要であり、口腔フレイルも初期であれば防ぐことは可能である。
- 看護師の在宅への派遣方法について検討を要するが、在宅でも重症患者を診ることができることを病院看護師に気づかせ、療養病床の緩和に繋げたい。
- 高齢者の糖尿病患者について、インシュリンのスケール打ちを在宅で行うのは難しいのではないか。
- 在宅へ帰るということを想定した上で、地域包括ケア病棟における対応をしてもらえるとありがたい。
〔病床機能ワーキング会議の結果について〕
- 京都方式の考え方としては理解できるが、一つの考え方でありこれから微調整されていくと考えている。
- 救急搬送点数を入れることがよいと考える。
配付資料