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ニホンジカに出会ったら

シカは本来、臆病でおとなしい性質を持っています。
通常、シカが人に出会ってもシカの方から逃げるので慌てる必要はありません。ただし、9月から12月は発情期で、オスは大変興奮しているため、突然出会った場合には注意が必要です。

令和6年10月9日に野生のシカによるものと想定される死亡事故が発生しております。このような事故を防ぐために、シカと出会った場合は次のことに注意して下さい。

落ち着いてゆっくり行動しましょう

シカに出会ったら、静かにその場を離れるようにしましょう。
急に走り出してシカを興奮させてはいけません。後ろを向くと向かってくることもあるので、なるべく背中をみせないよう、ゆっくりと後退するようにしましょう。

攻撃したり、威嚇したりしてはいけません

棒を振り上げたり、石を投げたりしてシカを挑発するのは大変危険です。
驚いたシカが向かってくることがありますので、そのような行為は絶対にしないで下さい。

農地や庭で見かけた場合は

防護柵で囲まれた農地でシカを見かけた場合、ほとんどは自力で柵の外に逃げ出すことができますので、決して無理に追い出そうとしないでください。早急に追い出す必要がある場合は、お近くの市町村等に連絡してください。

防護ネットに絡まっているシカに近づくとパニックを起こし、暴れることがあり、大変危険です。弱っているようでも近づくと最後の力で向かってくることがあります。特にオスジカは角で刺されて大けがを負うことがあり、絶対に近づかないでください。刺激を与えないようにして、お近くの市町村等に連絡してください。

庭でシカを見かけた場合も同様に、刺激を与えないようにし、必要ならばお近くの市町村等に連絡してください。

お問い合わせ

農林水産部農村振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5039

noson@pref.kyoto.lg.jp