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本府における野生いのししでのCSF(豚熱)感染初確認について

4月27日月曜日、国の機関におけるCSF確定検査において、4月21日火曜日に宇治田原町で捕獲された野生いのししについて、府内で初めてCSF陽性が確認されましたので、お知らせします。
※ 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門

1.本事例の概要

・確認(捕獲)日:令和2年4月27日月曜日(4月21日火曜日)

・性別・体重:オス・50kg

・場所:綴喜郡宇治田原町(半径10km圏内に宇治市、城陽市、木津川市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村の8市町村)

・半径10km圏内の状況:豚等飼養者1戸(1頭)

◯ CSF(豚熱)は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。

◯ また、CSFにかかった豚、いのししの肉が市場に出回ることはありませんが、仮にかかった豚等の肉を食べても人体には影響ありません。
◯ 府内の全飼養豚等にCSFワクチンを継続的に接種しており、発生のリスクは非常に低いことから、飼養豚等の移動制限等の措置はありません。

2.本府の対応

(1)本事例を受けた対応

ア 豚等飼養者への依頼

・半径10km圏内の豚等飼養者1戸1頭に異常がないことを確認し、防疫対策の徹底を依頼
・愛玩を含む府内の全豚等飼養者(43戸)に直ちに情報提供し、防疫対策の徹底を依頼

イ 狩猟者等への依頼

・半径10km圏内(宇治市等8市町村)で捕獲した野生いのしし、当該いのししの肉、残渣等を圏外へ持ち出さないよう市町村及び猟友会等を通じて直ちに自粛を要請

・CSFウイルス拡散防止のため、半径10km圏内に含まれる8市町村の市役所等に消毒資材を設置し、狩猟者等に長靴等の消毒を要請

ウ 近隣府県への情報提供

・京都府と隣接する6府県に捕獲いのししの概要や捕獲地点等を情報提供

(2)これまでの対応

・1月15日から府内の全飼養豚等にCSF予防的ワクチンを継続接種
・4月13日に三重県伊賀市で捕獲された野生いのししのCSF感染を確認。捕獲地点から半径10km圏内に、笠置町・和束町・南山城村が含まれたため、半径10km圏内の豚等飼養者3戸(10頭)に異常がないことを確認済

3.その他

  • 防疫及び安全性の観点から、散布場所での取材は厳に慎んでくださいますようお願いいたします。

4.報道発表資料

お問い合わせ

農林水産部畜産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4982

chikusan@pref.kyoto.lg.jp