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中丹地域では、約50年前からたくさんの木を植え、それが今では大きな木に成長しています。木で家を建てるなど、もっと地元の木をたくさん使ってもらおうとしています。
質の良い木材をつくるために成長の悪い木などを切ってすき間をつくり、光がたくさん入るようにして一本一本の木がのびのび育つようにする「間伐」などの手入れをしています。
丹後地域の海岸の近くでは、古くから美しい松林が広がっており、海から吹く強風をやわらげたり、海岸の砂が飛ばされるのを防いだりしています。また、大切な松林を松くい虫(害虫)から守る工夫をしています。
丹後の海岸林
松くい虫から松林を守るようす
<参考> (少しむずかしいのでおとなの人と読んでね)
府内でも林業がさかんに行われているところです。また、この地域の森林は、桂川と由良川に流れ込む水をきれいにするなど、重要な役割も果たしています。
丹波地域は、アカマツ林が多く、むかしから香りの良い「丹波まつたけ」の産地です。また、粒が大きく、甘くて粘りのある「丹波くり」なども有名です。
自然・歴史・文化とふれあう場として、森での体験学習ができる「STIHLの森京都(府民の森ひよし)」もあります。
STIHLの森京都(府民の森ひよし)
京都市の北部は、北山スギの表面をなめらかに磨きあげた磨丸太(みがきまるた)の産地として有名です。
乙訓地域は、竹林が多く、タケノコがたくさん生産されています。
山城地域の中部や南部では、シイタケなども生産されています。
竹林
原木で栽培されているシイタケ
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